株投資では、企業の純資産に着目することが重要です。 純資産とは、企業の総資産から負債を差し引いたもので、企業の財政状態を示す指標となります。
特に、以下の3つの項目は、企業の安全性を判断する上で重要な要素となります。
1. 現金及び預金
現金及び預金は、企業の最も流動性の高い資産であり、短期的な支払能力を示す指標となります。 十分な現預金を保有している企業は、不況時や緊急時にも対応できる安定性があると言えます。
総負債やおり多ければ、財政的に不況など環境の変化位に強いと言えます。
2. 有価証券
有価証券は、株式や債券などの金融資産であり、企業の投資活動を示す指標となります。 含み益のある有価証券を多く保有している企業は、資産価値が高いと言えます。
注目すべきは上場株です。特に自社の時価総額以上の株を持っていたら要チェックです。
保有する株の時価総額と自社の時価総額を比較してお宝を見つけましょう。
3. 貸付用不動産や土地
貸付用不動産や土地は、企業の収益源となる資産であり、長期的な安定性を示す指標となります。 これらの資産を多く保有している企業は、安定的な賃料収入が見込めるため、経営基盤が安定していると言えます。
一等地で簿価が安く、含み益が発生している不動産を持っている銘柄はお宝候補です。
設立が古い会社などは、安い時に買っている可能性が高いです。簿価を要チェックです。
これらの3つの項目に加えて、企業の負債状況も確認することが重要です。 負債が多い企業は、財務状況が不安定である可能性があります。
また、純資産だけでなく、企業の収益性や成長性も総合的に判断することが、株投資の成功につながります。
まとめ
- 株投資では、企業の純資産に着目することが重要
- 特に、現金及び預金、有価証券、貸付用不動産・土地の3つの項目は、企業の安全性を判断する上で重要
- 負債状況も確認し、企業の収益性や成長性も総合的に判断することが大切
